乳腺炎のケアについて事例を紹介します。
9カ月の赤ちゃんのママ(何度か乳腺炎を繰り返している)、前日より関節痛、頭痛、おっぱいの痛みとしこりがありました。
おっぱいを見ると、赤くなっていました。乳房マッサージをすると、冷たくたまった母乳がでてきました。1時間ほど乳房ケアをすると、しこりは少し残っていましたが、おっぱいの赤みは引いていました。
翌日も連絡があり、乳房マッサージをすることに!すると、翌日も冷たくたまった母乳が出ました。3日目には、しこりもさらに小さくなり、快方へ向かいました。
乳腺炎でマッサージに来られる方は1日しか診ることがありませんでしたが、2日続けてマッサージをしてみると2日目でも冷たい母乳がでました。「早めのケア、続けてのケアをしてもらってひどくならずにすんでよかった~」と話していました。
乳腺炎はおっぱいの痛み、熱、しこりがある中で赤ちゃんのお世話もしなければならず、本当に辛いものですよね。38度以上の高熱の場合は、抗生剤が必要なことがありますので、病院受診をすすめることもありますが、早めのケアでひどくならずに済む場合もあります。授乳・おっぱいのことで悩みのあられる方はお気軽に相談くださいね。
2018年05月07日更新