腱鞘炎で20分間ホットパックの治療中備え付けの本を読みます。ある本に父、母のことというコーナーがあり久田恵さんという人が母について「優しい人で叱られた記憶はほとんどないがどこか自分からは遠い人で憧れのような思いを抱いていた。子どもを抱き寄せて肌で育てる人ではなく言葉で育てていたような人だったのかな」。父は「母とは真逆な人で『可愛い可愛い、いい子だ、いい子だ」と呪文のように言われて育った。父のあぐらの中にすっぽりとおさまってまどろんでいた。あの時の安心感が私の人生をずっと支えてきたのかもしれないと。」色々考えさせられる20分間です。
2017年02月14日更新